良さ日記

スパークリング麦ジュースをこよなく愛し、ホップとポップを嗜む男の「良い物」紹介日記。

はじまりの魔法、いくつかの詩。

なんか恥ずかしいタイトルつけちゃいましたが、こういうのを紹介したい物の名前を入れて考えるのってめっちゃむずくないですか?難しい。

かねてからとても良い絵を描くことで私の中でブームだった友人である華さんが、歌手として同人デビューするということで、居ても立ってもいられず行ってきましたコミケ3日目。6時起きで。

他に買うつもりだったのがヨシカさんのエロ本だけだというところにも、僕の本気が感じられますね。

そして買ってきました「カガリ鳥」。サークル名と同名の1stアルバムですね。ゆうゆさんとのタッグということで、まあもう約束された勝利という気はする。

そういえば、鳥ってファンタジー世界においても、なんだかんだ良いポジション取りをしてきますよね。

その世界を誰かが初めて訪れたときには、自分の元いた場所と同じように鳥がいる、という風に郷愁を醸し出すし、何か大災害とかが大バトル(?)があってその辺り一帯が更地になっても、そこを事もなげな顔をして飛んでゆく、そういう俯瞰者としての一面もある。なんとなく地が滅んでも死ななそうなんですよね鳥って。MTGでも飛行には地震効かないし。

そういう意味では、かがり火のかがりと鳥を組み合わせることで、ちょっとシンボリックな、誰かの目印といったイメージなのかなとも思いました。以上怪文書でした。

では中身の話。

全体的に民族的な、ファンタジーらしい雰囲気で統一されていますが、tr.1「ワールドエンドより。」は環境音からオルゴールを経由して始まるという、「冒険譚」チックな始まり方をします。これによってこのアルバム自体がもう既にあったことのような、一冊の本のような味わいになるような気がするのです。いや、「手紙送るよ明日も」って最後にあるんで、「何通かの手紙」と表現した方が適切でしょうね。

中盤の一旦終わったかのような無音からの怒涛の展開は圧巻の一言です。

あと、ほんとどうでもいい情報なんですが、アコーディオンの音って良いですよね……

tr.2「銀糸を辿れば」は、そんな僕の大好きなアコーディオンから始まる曲です。いまだ名もなき弱者、その第一歩といった雰囲気の曲。3/4拍子なのも、始まりの街や森という雰囲気を醸し出します。少年はレッドブルで翼を授かる。

tr.3「赤き碑」では、それまでの王道ファンタジーらしさから少しテイストを変えて、中東・西アジア系の雰囲気に。たびたび出てくるクラシックギタートレモロが哀愁を誘います。なんというか、やはり2つ目の街という雰囲気が流石。多分「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」をやった人なら、あああそこだよね~ってなると思います。

 

 名作ゲーなので紹介しておきますね。だいたいネタバレなんであまりに何も言えないですけども。

Amazon機能を使ってみたかっただけともいう。

あれ、思ったよりこの記事長くなってしまいそうなので、今日はこの辺にしておきます。下に通販等々諸々のリンクを貼っておくので、気になった方はぜひご利用くださいませ。

これからがとても楽しみなサークルです。是非宜しく!