そういうお年頃っていつのお年頃なんだろ。
塾講師をやっていて、あまつさえ国語なんか教えていると、生徒に「こういう物語展開のって例えばこういうのもあるよね~」みたいな話をちょろっとすることも多いんですが、そんなときに「先生ネタバレやめてください!」って言われたことないんですよね。
あの言葉ってどのぐらいの歳で覚えるんだろう。
まあそれはともかく、このブログをやっていくにあたって最も障害となるのがその「ネタバレ」ってやつなんですよね。
基本的にネタバレせずに良さを語るのは俺にはまるで無理な芸当だし、かといってそんなんばっか書いてるとOKの人しか見なくなっちゃうから割と難しいところです。
しかしそんな僕にぴったりの映画がこないだ公開されて、まだ絶賛上映中ですな。
そう。
「ボヘミアン・ラプソディ」ですね。
いや遅くない?まあ仕方ない。
フレディー・マーキュリーの一生を描いたということで、ネタバレも何もない……というのは言いすぎですが、ほとんどのことを語っても許される感じがして非常にやりやすいですね。
ただ、もうこの時期になってそもそも気にすることではないんですよね……
それと、あの映画基本的になんで「ボヘミアン・ラプソディ」なのか分からないまま見ていって、よくわからないけどライヴ・エイドのボヘミアン・ラプソディで涙が出る、っていう謎の映画なので、その点でもあんまり言葉にできることがなくてですね。
しかしやっぱりフレディ役のラミ氏がマジですごかった。そんなにQUEENをたくさん映像で観た訳じゃないけど、あれ?いつの間にか本人に入れ替わってんじゃん!って思わされる場面がいっぱいありました。後半はほとんどそうでしたね。
あとは単純にストーリーの手法もベタだけど完璧だったな~という感じがしました。「QUEENは家族」っていうモチーフが後半のソロデビュー騒動あたりから結構出てきますが、本当の家族ともしっかり最後に上手くやってのけるのが最高かよ~!ってなります。最高。
そんな感じで当時ハマってなかったのにドハマリした人間がたくさんいるんだろうな~という感じのロングランなので、観てない方はぜひ観てほしいです。アレもコレもQUEENかよ!ってきっとなります。