ピンク色なことだよ、ワトソン君。
以前から大麻を料理するクッキングハイやら、水曜どうでしょうClassicやらで見たいな~と思っていたnetflixなのですが、ベネディクト・カンバーバッチ主演のシャーロック・ホームズのドラマ「SHERLOCK」を友人に激推しされ、ついに加入しました。
で、見ました。1話「ピンク色の研究」。
そういえば今年のバレンタインはFGOのホームズが緋色の研究をくれたなー、タイムリーだけど読んだことねえなーなどと思いつつ。
で、とても良かった。
友人が激推ししていた「ドクター・ストレンジのベネディクト・カンバーバッチなんだから偏屈クソ男のホームズに合わないわけがない」という点もとても素晴らしく、英語での軽妙な早回しのセリフ、絶妙にサイコっぽい表情、といった点でもとても満足したのですが、
何より推理モノとして面白い!
推理モノといえば、「名探偵だけが気付くポイント」が描写されたり(なんだったらアニメやドラマだとされなかったり)したのちに、それを犯人の前で明かす、というのが定石です。
ですが、「シャーロック」では、その場でホームズが気付いたことは文字情報として空中に浮かび上がるのです。つまり、観客はワトソンではなくホームズ視点でドラマを観ることが出来る。
これが画期的ですね。
観客とホームズとの違いは「ホームズであるか否か」という点だけになるわけです。
それでも僕にはホームズが喋るまでさっぱり分からない謎がある。
これは僕が「ホームズでないから」なわけですね。
あとできっちりタネ明かししてくれるわけですが、ここのテンポが軽快だし、悔しい!
犯人を追跡するシーンのホームズの思考は圧巻です。
車はどこを通るか、どこを通れば徒歩で追いつけるか、を高速で思考しているのを視覚化するという意外性と視覚美がすごいです。
都会の夜景、明かりが大好きな人なら唸るはず。
そのあたりも含めて、かなり上手く舞台を現代にしていると思います。
スマートフォンやGPSも使いこなし、元になっているタイトルを知っている人でもその辺りの変化を含めて楽しめるんじゃないかなーと思いました。
netflix、最高~!
それでは2話「死を呼ぶ暗号」見てきます。