良さ日記

スパークリング麦ジュースをこよなく愛し、ホップとポップを嗜む男の「良い物」紹介日記。

パラメーターは男のロマン。

いやーすっかり間が空いてしまいましたね。

その間、昔すごい勢いでやっていた「Triglav」というゲームのiOSバージョンが出ていたことに気づき、すごい勢いでやっていました。

いわゆるソロ専用のハクスラ系のゲームなんですが、装備のステータスについているプラス値とマイナス値がバランス良く設定されていて、ビルドの自由度がそれなりに高いのが良いんですよね。まあ今どきだったらもっとエフェクトが派手だったり、装備の種類が色々あったり、スキルとかでシステム的にいろんな強化ができるゲームがあると思うんですけど。Diablo3とかその派生のゲームとかね。一番やってたのが小6とかなんで、2003年ぐらいですかね。その頃のゲームとしては無類の面白さだったんですなあ。

いやーマジで2000時間ぐらいやったんじゃないですかね。それぐらいハマったゲームでした。

防御力をガチガチに固めるプレイや攻撃力に特化したプレイ、攻撃スピードに特化したプレイなど、キャラが3種類ながら色々なビルドが狙えるのが面白いし、レアアイテムがまあ出ないんですよね。出ないけど、特定のモンスターからしか出ないとか言われると狙いたくなるのが性です。ずっと回していられるんですよね。

そのラスボスを倒すまでの過程も(大体覚えてたけど)結構面白いし、ラスボスを倒してからもラスボスドロップ専用装備があったりと色々やれることがあるので、やるなら一生でも出来ちゃいますね……

で、なんだかんだノーミスクリアしました。

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ここからはとりあえずラスボス周回が出来るように装備整えていきます。

ただラスボス倒してもらえる指輪、ブラウザ版で落ちた試しがない……

いやー昔のままの面白さでついついやめ時を忘れてしまいますね。

でも記事のネタになりそうなものはちょいちょい漁ってはいるので、時間を見つけて書いていこうと思います。

 

ビールがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

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母がもらってきた台湾ビールで晩酌。

アジアのビールってなんだか分からんけどすごい薄くて飲みやすいですよね。

これはこれで水みたいに飲めるのが良い。ただ冷えてないと美味しくないのはつらいですね……

ただやっぱ和食全般に合う感じはすごい。

逆にベルギービールあたりは本当に常温でも水のようにいけるし、何より味が好みなんですなあ。

モロトフとかデリリウムとかビールとは思えない味わいのビールは本当に良い。

ごちそうさまでした。

ベルギービール屋行きたい……

夏のロスタイムより。

いつからアレ、アディショナルタイムになったんでしょうね。

まあ「ロス」って無駄みたいな意味だし本来とは違うんだろうけど、慣れてるとやっぱなかなか変えられないよね。短くて言いやすいし。

というわけで、フジファブリックも「真夏のピークが去った」と歌うぐらいすっかり秋めいてるんですけれども、もう1日ぐらい暑い日がほしい。

それは何故かと言うと、ファミマのバナナフルーツミックスフラッペ

www.family.co.jp

が美味すぎるからです。

去る8月にラムレーズンジェラートフラッペ

www.family.co.jp

を出して俺の中で一躍ブームとなったフラッペなんですが、続いていい選手を出してきたという印象です。

バナナって個人的に単体で飲むよりも牛乳と合わせるほうが美味しいと思うんですよ。

そういう意味で駅前のジューススタンドのミックスジュースとかめちゃくちゃ好きなんで、これはかなり僕の中でアツいんですよね。

ただ、現実は、徐々に寒さが来ているという……

太陽さん、もう一日ぐらい頑張ってくれ~。

 

私が害虫です。

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いやー少女z……ドールズフロントライン流行ってますね。ちょろっと触ったんですが、育成を一からやるのが大変ですね……

2章でもそこそこ敵が強いんですなあ。

というわけでアズレンに逃げてますがシェフィールドほんとかわいいですね。

最近、最初は好感度の低い女の子が好きだと気付きました。

北条加蓮とか望月杏奈とか如月千早とか。

共通点が見えました。

 

水道止めてもカメラは止めない。

以下は『カメラを止めるな!』を見た男のしょうもないネタバレだらけの感想文になります。あとアンテとかDDLCあたりのネタバレもあります。見てない人はブラウザバック&ゴーシネマ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんぐらい空ければ良いもんかしらねこれ。

イマイチ行数の仕様を理解する気がない。

いや、実のところ『カメラを止めるな!』が大ヒットしたと聞いたとき、もしかして「そういう」文脈なのかなーと勝手に推理してたわけです。

インディーゲーム界における『undertale』や『Doki Doki Literature Club!』のヒットはおそらく地続きであると僕は考えていて、それは「第四の壁」に関するギミックのヒットだということ。

あまり踏み入ったネタバレは本筋ではないので避けますが、どちらのゲームも主人公キャラ以外にプレイヤーの存在がゲーム内で示唆され、それが返ってゲーム内世界のリアリティを担保する、という構造になっている、と僕は考えているわけです。

一度第四の壁を提示し、そのゲーム内世界の自由をあえてプレイヤーの良心に委ねるundertaleと、それを提示した上で乗り越えようとしてくるDDLC。

ジャンルも使い方も異なりますが、それがゲームの世界を、ひいてはそれぞれのキャラクターの存在を、まさに証明しているかのような錯覚をプレイヤーに与えてくれるところが面白いのではないかなーと思うわけです。

で、カメ止めもそういう、一度観客という存在に語りかけ、ゾンビという存在をあたかも本当に存在するかのような風にする純然たるホラーなのかなーと思ってました。

でもよく考えたら僕そんな怖いの見れないし、大ヒットするってのもちょっとおかしいですよね。

いやまあ着信アリとかリングが大ヒットするぐらい日本人はホラー好きだからそれはおかしくないか。

まあでも「ネタバレ食らう前に見ろ!」みたいなのはそんなホラーだったらおかしいですよね。

いやでもDDLCも結構ドギツいホラーなんですけどみんなすごい勢いで推してきた気もする。

……

まあ、結果から言えば全然違った、ということですね。

ワンカット撮影である理由付けとしての生放送という設定を後で提示し、どこがアドリブでどこが台本通りだったのか、というのを、後で見直してみてニヤニヤする、という完全なるコメディ映画でした。

いやホント面白かったー。アレは今大ヒットするのも分かるというか、いわゆる「オタク向け」の映画ですよ。

何がって?いやオタクって、「裏話」とか「あのとき実はこうだった」みたいなの大好きじゃないですか。オーディオコメンタリーとかね。wacさんが制作間に合わなくて急遽ロケテで収録したのが『Regulus』だ、みたいなそんな感じの話。

最近オタクがオタクらしくないみたいな話ありますけど、インターネットがみんなの手に広まりすぎて、「俺はこう思う!」みたいな考察型のオタクが減って、「何が何でも公式の解釈は全部拾ってる!」というタイプの知識型のオタクが増えたんじゃないかなーと。

まあこれは僕の偏見なので見逃してほしいんですけど。とにかく、そういう製作者のインタビューとか、オーコメとか、そういうのをくまなくチェックするタイプの人間にはたまらない映画だったと思います。

一度本筋を見てるのに酔っ払ったおっさんが寝ちゃってるシーンとかすごいハラハラしましたしね。あとは斧も偽物だって分かってる(はず)なのにお母ちゃんの暴走でドキドキしちゃうみたいな。見せ方がメッチャ上手かったと思います。

あとはやっぱ作品を作る人の葛藤が良かった。完璧より完成する方が大事、をきちんとなぞる絵に描いたようなプロ作家の主人公が、娘の熱量に押されて初期衝動を取り戻す、何ていうのはありきたりなようでいて一番アツいですよね。

ものづくりをしてるタイプのオタクにもメッチャ刺さると思う。

ここまで読んでまだ見てない人とか多分居ないと思うんですけど、万が一いたらすぐに見に行ってください。

「GHOST IN THE BOX!」の作者さんとの一悶着もありました(まだあるのかな)が、逆にアレをどう舞台に落とし込んだのかは気になりましたねとても。

どこかで見れる機会があったら良いなあと思う今日このごろでした。

 

 

そんなことしたら死んじゃうよ。

 いやーヤバイ……

M3の前日というかほぼ当日にこれは辛くないですか???

アイカツのアニメの方はほぼ映画しか知らない僕なんですが、前回のagehaでのアイカツアニONに参加してめちゃくちゃ楽しかったんですよね……

J-POPを流すBOXスペースが楽しすぎた……

DJテキナサムシングさんがARASHIとかロマンスの神様とかカクレンジャーとか流してた時間が一番ブチ上がってましたもん。

実際アイカツ曲もかなり楽しんだんですけどね。

EW&FのSeptemberとか……Daft PunkのOne more timeとか……

いやこれはアイカツ曲じゃないや。

ワイパさんとかいのたくさんあたりの安心のメンツも良かったんですが、ミトさんのDJが完全によっぴーさんみたいなラジオDJスタイルでアツかったですね。

あとは石濱さんは何曲掛けても自曲のストックが切れなくてすごかったです。

あ~行きたい。チケット取れたら行くけど。

M3会場で死んでたら察してください。

お前は渋谷系だと言ったな、アレは嘘だ。

 はい、ちょっと前に渋谷系とは何か、という記事を書いたな、アレは嘘だ。

いやまあすべてが嘘だというつもりはないのですが、単一の定義が出来るという話がそもそも半分以上嘘だって話なんですよね。

まず、「渋谷系」とされているバンドや作曲家に、明らかにルーツが違う出自の人がごっちゃになっているんですよね。

パーフリとかあのへんはネオアコとかニューウェーブの文脈である一方、Cymbalsなんかはパンクを自称しているように、The WHOなんかがルーツにあるわけです。

でもそれが同じ言葉で語られることがあるとすれば、それは何故なのか、というのを僕なりに考えてみたのが前回の記事でした。

ただしそもそも物語の文脈において、ポップさ、面白さ、というのは「裏切り」の一言に集約される部分があると思うんですよ。

正義の味方だから勝つと思ってたら負けたとか、死亡フラグ立てまくってたのに生きてるとか。

その一点に「ポップである」という部分の意味をも見出すならば、渋谷系、というかポップスというものは変化するものでなくてはならない。何故なら、後世の作品がそのリファレンスを「裏切る」ことでポップが成立するわけですから。

だから、厳密に言えば「渋谷系」として作られた曲は最早渋谷系とは言えない、というのが僕の持論なので、自分でそれっぽい曲を作るときは渋谷系を自称しない、単にポップスとかロックとかいう、みたいな面倒なことをするわけです。

ただ、「裏切る」という行為自体、それまでの信頼の積み重ねがあってこそ裏切りたり得るという部分があるわけですから、その受け継がれていく部分としての「渋谷系」っていうのはあるなあと思いながら前回の記事を書いたわけです。

で、僕の最も敬愛するバンド、Cymbals

その最たるものがこちら。

 

「ショウビジネスだ」って言いながらショウをやるという裏切り。ディスニーランドに行く大人はみんなミッキーに中の人がいると知ってその上で楽しんでいると思いますが、この場合はもう「中に人がいます」って書いてあるわけです。

 

 志賀さんという友人がツイートでほぼ完璧に語ってくれちゃいましたが、ウソをウソと分かる形で楽しむ。それが渋谷系となっていったわけです。

その文脈でいけば、アイドルとの疑似恋愛っていうのも同じようなところに行き着く気はするんですが、まあこの場合はウソと分かってない人も多いので割愛しましょう。

この曲もそうですけど、全力で気取ってる。全力で気取ってレイバンかけて高速道路をビュンビュン飛ばしてる感じを出している。でもバンドメンバー全員免許がないとインタビューで言っちゃうわけです。

そういう「ハリボテ背負ってるのってダサいけど、オシャレに見せてるだけなんだからオシャレだよね」っていう姿勢が渋谷系たるものをなしているんじゃないかなーなんて思います。

 Cymbals解散後、10年ちょい経ってからベースの沖井礼二さんは竹達彩奈さんのプロデュースを始めましたが、「声優」が「歌う」なんてのはもうショウビジネス以外の何物でもない。アニメタイアップでもなければ。

でも良いもの聴けてるんだから良いでしょ?っていう感じがするのが好きなんだと思います。あとやっぱメロディが良いし。

そのへんの秋葉原に寄った後の渋谷系の話はまたこんど。