本日の一曲「宵待ち花火/H△G」
本日もこのコーナーがやってまいりました。
2日ぐらいは続けてやらないと単発になりそうな雰囲気出ちゃうしね。
まあそんな打算もありつつ、本日の一曲はH△Gで「宵待ち花火」。
いやーやっぱメロディが良いですね。毎回言うのかよと思うけどやっぱ言わないと始まらない。そこでちゃんと評価してるってこともね。
H△G(ハグ)というグループは、Mili繋がりで知ったのかなたしか?他の曲を聴くと日本人離れしたセンスだったりとかそういうところがちょっと近いなーという気はする。
でもこの曲はまさに「日本の夏の終り」って感じの圧倒的切なパワーに圧倒されますね。ピアノのアルペジオを適切なコードでやると凄まじい切なさなんだなと。
(今日なんかはまた暑くなったけど)最近みたいな夏が終わったばかりの涼しい時期になると聴きたくなる、そんな曲といえば、やっぱりフジファブリックの「若者のすべて」なんかはあるけど、これもそんなレパートリーに入ってくる感じ。
一応貼っときますね。
自分でもそんな曲を作ってみたこともある気がするんだけど、データどこ行ったっけなあ。
そんななくしたもののノスタルジーに浸れるのが、夏の終りの特権だと思います。
「人並みで押されて見上げた花火とか」で始まるAメロのフレーズ、「とか」で次々と繋いでいくのがひとつひとつ思い出している感じがして、自然な流れですっと曲の世界観に入っていける気がする。ともするとちょっと子どもっぽいんだけど、やっぱ青春って高校生ぐらいのものだし、稚拙なフレーズになりすぎないようにきちんと考えられているのが素晴らしい。
対してサビが「青いサイダーの味」と体言止めなのが思い出の余韻に浸れるように考慮されていると思います。言葉の端々が上手くこの思い出に浸れるように作られている気がしてすごい。
サビの裏で鳴ってるスターマインの如く途切れないギターフレーズも花火っぽいですね。
こんな大恋愛*1しながら花火見たことないはずなのに、うっかり泣きそうになるから音楽ってすごいですほんと。
それではまた次回!
*1:大皿ではない。